元シナリオとの相違点をプレイヤーさん達にもネタバレしない程度で書いております。
メンバー構成はLv8の勇者が6人
エルスティン 防衛役:ドワーフ/ファイター
ハンマー防衛役。Str-Con-Wis型のイケイケ女ドワーフ戦士。
シェスティア 防衛役:エラドリン/ソードメイジ
機動防衛役。Int極-Conで守護タイプ。瞬間移動の機動力はさすがですね。
シャナイラ 指揮役:ハーフエルフ/バード
遠隔・幸運操作系指揮役。ビシャスモッカリーワンドで制御力アップ。
ガヤルド 指揮役:ミノタウロス/ルーンプリースト
ハンマー指揮役。Str-Con-Wis型。今回は状態異常沢山食らって大変だったかも。
イヨエアクン 制御役:エルフ/ドルイド
高軌道制御(指揮)役。HoFKの追加で味方の強化力アップ。敵の先読みとトリッキーな移動が味。
インディ 撃破役:ヒューマン/レンジャー
遠隔撃破役。コンプリートデスごめんなさい。7死兜の脅威は次回以降に期待。
ネンティア谷、混沌の傷跡付近を舞台として繰り広げられる「国境の城砦」を8Lv向けに改造チャレンジするシナリオの1回目。ものすごいとか銘打ってますが、語呂的にインパクトが欲しかっただけでそこまで奇想天外や殺意高い展開ではないです・・・はず・・・。
PC達が前回のシナリオを終了してフォールクレストに戻ってくると、ねぎらいの言葉もそこそこに安息砦からの救援要請が!という感じのシナリオ導入でした。
今回は原作第1章のセッション2とセッション3を省いての2遭遇。安息砦を狙うティアマト教団との戦闘×2でした。ちなみに元シナリオと同様に大休憩のタイミングは無し。
で、結果ですが、1戦目は順調に各個撃破を決めて勝利。2戦目はアンバーハルクがインディさんにフルアタックを決めてコンプリートデスに追いやり、PC達は退却という形で第2章に進む感じとなっております。ちと厄介な要素混ぜすぎましたかね・・・
**シナリオに関して**
展開は概ね原版と同様ですが、PC達はたまたま安息砦を訪れたわけではなく、フォールクレストから要請を受けて安息砦のトラブルを解決しに来ております。あと、ドライズデイル卿と銀行家のロンニックからそれぞれ自分の窮状を訴える手紙が届いているっていうのが変更点。
MAPに関してはほぼエンカウンターと同じものを使用。敵に関しては、MM1~3、DMG2およびダンジョン誌の「混沌の傷跡」関連のシナリオPit of Delirium(8~10Lv向け)を参考に構成しております。
--1戦目-- EXP2,200 遭遇レベル8
・ティアマト教団の戦士×1(10Lv兵士役)
・サイズクロードレイク×1(10Lv遊撃役)
・トログロダイトの暴れん坊×2(7Lv暴れ役)
・トログロダイトの投槍兵×2(7Lv暴れ役)
戦術はティアマト教団の戦士(DMG2)がフライトフルプレゼンスで朦朧をばら撒き、弱体化した前衛に雑魚と暴れ役が殺到。サイズクロードレイクはその機動力を生かしてなるべく後衛に切り込むべし、といったところ。トログロダイトは頭悪いっぽいので、暴れ役がPC達の懐に飛び込んだりイニシアティブを調整したりといった巧みな戦法は取らないとしております。
実際の戦闘では、イニシアティブでいい目の出たティアマト戦士がフライトフルプレゼンスをPC前衛にお見舞いし、前衛に殺到しましたが、高いACに阻まれて気絶までは行かず。サイズクロードレイクも有効なダメージは与えれず、順調に各個撃破されました。割といいバランスだったかしら?
--2戦目-- EXP2,878 遭遇レベル10手前
・トログロダイトの神官戦士×1(9Lv兵士役)
・トログロダイトの暴れん坊×1(7Lv暴れ役)
・人間の巨獣狩人×1(Lv9砲撃役)
・トログロダイト×6(6Lvミニオン遊撃役)
・アンバーハルク×1(Lv12精鋭兵士役、防御値は調整)
ロンニックの銀行跡から見つかった地図を元に、枯れ井戸のあるMAPでの戦闘。暴れと雑魚がプレッシャーを掛けている間にアンバーハルクが挟撃の狙って登場。アンバーハルク名物の凝視攻撃で幻惑と枯れ井戸への強制移動で苦しめようという目論見。一応人間の巨獣狩人がアンバーハルクへの指示役なので、彼さえ倒していれば街への攻撃は行われないです。
実際の戦闘では、範囲攻撃の回避能力があるトログロダイトミニオンがかなり厄介。そこに手番を取られる中、アンバーハルクが凝視祭りを開催、近寄る前衛陣に幻惑を与えつつ枯れ井戸への強制移動もプレゼント。インディ(撃破役)を凝視のスライドで引き寄せて両手攻撃からのAP使用引き裂き攻撃でコンプリートデス。他にも厄介な敵が多かったし、戦闘開始時にアンバーハルクの知識判定に失敗してしまったのも不運でした。早めに散開と挟撃ができればあるいは?という気もしますが、ちょっと意地悪な遭遇だったかも。
インディが死亡して相談タイムの後、パーティは撤退。撤退方針が決まったあとは、遺体とマジックアイテムの回収を素早く行ってきれいな撤退でした。
つうわけで死亡1名出してしまいましたが、全滅しなかったしアイテムロストも最小限だったからいいよね?ね?
**
そんな感じで概ね国境の城砦の第一章を端折りつつ終了。2戦目はPC側撤退ではあるものの、実は目的の半分ぐらいは達成しております。第2章では街の情報を集めつつティアマト教団へ向かうのか、それとも??という感じになりそうです。果たしてアンバーハルクへのリベンジなるか?
というわけでプレイヤーの皆さんお疲れ様&ありがとうございました。