(この記事は1/9に記載しております)
1/5は国境のものすごい城砦の5回目でした。ものすごいとか銘打ってますが、語呂的にインパクトが欲しかっただけでそこまで奇天烈な展開ではないです。
パーティ通算だと今回で19回目。DMは自分。
元シナリオとの相違点をプレイヤーさん達にもネタバレしない程度で書いております。
メンバー構成はLv9の勇者が6人
エルスティン 防衛役:ドワーフ/ファイター
ハンマー防衛役。Str-Con-Wis型のイケイケ女ドワーフ戦士。
耐久が高いので打たれ強い&ブラッシュストライクが強いですね。
シェスティア 防衛・制御役:エラドリン/ソードメイジ・ウィザードハイブリッド
防衛・制御のハイブリッド。Int極-フラット型の機動前衛タイプ。
範囲火力増強で戦闘のテンポが良くなったかも。あと一日毎パワーの使用タイミングはナイス。
シャナイラ 指揮役:ハーフエルフ/バード マルチアーデント,マルチアーティフィサー
中後衛型指揮役。Cha極-Con型で、ダイス目操作パワーが多いビルド。
今回は標的にされる率多くて大変だったかも。
ガヤルド 指揮役:ミノタウロス/ルーンプリースト
ハンマー指揮役。Str-Con-Wis型。突撃装備で火力も担当。
アーティファクト所有者。果たして雷鳴山にミノタウロスの楽園は復活するのか?
イヨエアクン 制御役:エルフ/ドルイド マルチモンク
高機動制御役。Wis-Dex型、プロテクターパワーへの入れ替えで指揮的要素も発揮。
あいかわらずの良い位置取りで指揮役に迷惑を掛けない動き。今回は知識判定でも活躍。
インディ 撃破役:ヒューマン/レンジャー マルチバーバリアン
遠隔撃破役。Dex-Wis型、バーバリアンマルチで火力増強してるビルド。
前半は石化ご愁傷様でした(それまで活躍してたけどね)。つーか伝説の道が怖いのぜ。
ネンティア谷、混沌の傷跡付近を舞台として繰り広げられる「国境の城砦」を8~10Lv向けに改造チャレンジするシナリオの5回目。
今回は第4章、なんですがストーリーの都合上第3.5章的な位置づけになっております。
ゼヒーア信者達のやり口を見せつつ凝視モンスターと戦闘してもらおうという目論見でした。
今回のシナリオネタ云々も箇条書きで
・本来第4章はゼヒーアの司祭を追いかけて敵のアジトへ向かうという流れなのですが、ゼヒーアの悪党アピールをしたかったのでその前段階として仮想3.5章を設けました。
==導入==
・PC達がダンジョンからゴーレムの力を借りて脱出すると、そこには緊迫した兵士の姿が。
・その兵士に、いろいろ大変な事が起こってるので早々に領主に会って欲しいと急かされる。
・道中、さらし首になっている宿屋の女将ほか2名を見る。聞けば砦へのテロ行為を働いたため処罰されたとのこと。
・宿屋の女将はそんな事をする人間でなかったという話をするも、兵士は上司の判断ですからと。
・領主を問いただすために広間を訪れるPC達、領主はPC達の帰還を褒め称え、PCの一人に握手を求める。
・シャナイラが握手に応じて2~3言会話を交わすと、その姿は領主のものからシャナイラの姿へ!
・というわけで敵側の不意打ちでスタート。不意打ち多いDMでゴメンなさい。
==1遭遇目==
・敵はLv11ドッペルさん、L10精鋭メデューサさん(女性)、ゼヒーアの信徒の暴れ役、遊撃役、雑魚などなど。
・敵はPCだけでなく同席したロンニック(NPC)を攻撃。どうも彼の持つ「毒蛇の瞳」を強奪したいらしい。
・メデューサの凝視攻撃で移動速度を低下させられながらも、ロンニックをリカバーしつつ戦うPC達。
・この戦闘の中、インディさんがセーブを2回落としてしまい石化。石化前の一撃はかなり強烈でしたが。
・反応狙いの遊撃役に削られつつも、近接主体の敵を強制移動+動けないロックで隔離しPC優勢に。
・戦闘終了後、どうやら領主が幽閉されてるっぽい言を察知したPC達は城内を探索。
==2遭遇目==
・探索するとおそらく城主の部屋と思われる部屋を発見。扉の中で息を潜める気配を察知するインディ。
・突入すると、LV13精鋭メデューサ(男性)、LV10精鋭ゼヒーアの司祭(女)、LV10バジリスク、LV10遊撃役×2の豪華メンバー。
・シェスティアがファイアバーストを撃ち込み、インディが司祭に矢を集めるも倒すには至らず。
・敵遊撃役は「ハグの取っ手」を利用して壁抜け、PC達を挟撃にかかる。
・その後、メデューサ(男)の凝視[無限回,噴射5]がPC達に炸裂し幻惑と弱体化がばら撒かれる。これがきつい。
・危険なメデューサをエルスティンがマークし、ガヤルドが盲目化の一日毎パワーを当てて建て直しを図る。
・シャナイラが攻撃を集中されて気絶し、その後も何とか自転車操業で回復を回しつつ奮戦するPC達。
・敵の全滅が厳しいと感じたPC達は、敵司祭を倒した後にメデューサを懐柔(威圧)する作戦に。
・ガヤルドの中の人が苦手なロールプレイを頑張りつつなんとか戦闘終了。
・領主様は殺されていたけど、レイズデッドで復活。事情を聞く。
==DM感想==
・そんな感じでかなりの激戦。DMとしてもハラハラしてた。PC勝利でホント良かった。
・自ターンに「目を閉じる」宣言すれば次の自ターン終了時まで自発的盲目になれるよ、というハウスルール採用。
・とはいえ自発的盲目も結構ペナルティ大きいので目を開けっ放しで頑張ってた人も多い感じ。
・今回のお題としては、「ゼヒーアなら砦の人々を単に皆殺しにするより、中の住人を疑心暗鬼にさせつつ信徒に改宗させたり、戦意喪失させて奴隷にするよね。」みたいなところや、「実はロンニックはドッペルゲンガーに嵌められてたんだ」というネタばらしが狙いでした。
・1遭遇目の不意打ちに関してはDMがシーンを演出したかったのです。事前に看破して回避の可能性は0ではありませんが、その辺受動看破で自動的に気づくようなマスタリングはしてませんでした。その辺は反省会でツッコミ食らいましたので反省とか考慮しつつ次回に繋げたい所存。
・「敵に囲まれてピンチの状況から脱出(勝利)」つうドラマチックさと、「俺ら英雄なんだから、他人の不審な点を見抜けるぐらいの洞察力は持ってるんでね?」という危機回避のどっちを取るか、って話なんだけど難しい問題だよねぇ・・・
==よもやま==
・PCに作戦考えてもらうっていう点では知識判定で敵の防御値まで判明しちゃってもいいかな?と思うように。だって敵の役割で見当はつけれるとは言え、反応と意志でどっち狙った方が有利かなんて、2~3回攻撃したぐらいでは判断なんて出来ないもんですし。この辺は今後実験しながら考えたいトコロ。
・敵の攻撃に関してはAC狙いは当たりにくく、逆に反応・意志狙いが当たりすぎていた感。
・D&Dインサイダーのツールで調整しながら敵ビルドしてましたが、AC以外狙うときはもう少し命中下げよう。次回から!
というわけでプレイヤーの皆様お疲れさまでした。戦闘が厳しいせいでプレイ時間も延び延びになって申し訳ないです。
次回4章は砦防衛のための大喜利技能チャレンジあたりからスタートしたいかと。