実はメタルへッドは旧作含めて遊んだことがなく、今回初挑戦。
大分FEAR色の強い作りになってますが、基本D100の下方ロールで難易度が簡単なら成功率倍、難しければ半分、さらに難しければ1/4,1/8と下がっていくというシステム。かなり乱暴なんですが、PCの能力値修正やスキルの取り方、スキル修正の特技で基本値も簡単に100を超えるという仕様。
キャラクターメイキングはCP600点の割り振り制でこれで能力値・スキル・特技・パンドラ(いわゆる神業)と「装備」を取得する仕様。
この装備ってのが半端なくピンキリなので、能力値上げるよりサイバーパーツで強化したほうが良かったり、PC能力は寂しくても一発大物アイテムのスペックだけで戦い抜いたり出来る。
てなもんでキャラクター作成はクラス決めたら、まず欲しい装備やサイバーパーツを物色してから能力値やスキルを折り合いつけてくという逆回しな感じに。あーだこーだ残リソース計算しながら作るわけですが、結構時間掛かります。楽しいですが。
自分の作ったのはネットランナー。支援系キャラ作ろうと思ってネットランナーかイノセントあたりを考えておったのですが(ハスラーは別PCでおった)、koyomi氏がなんとなくネットランナーをアッピールする気配があったので(^^)ネットランナーに、確かにネトランだと装備あれこれ考える楽しみもあるしのう。
そんなわけで交渉役も睨みつつネットランナー作成。最初は生身+サイバーパーツぐらいで組んでいたのですが、結局お脳の容量が足りずに生体フルボーグへ。フルボーグとスキルチップのコストパフォーマンスは恐ろしいものがあります。んでイメージファイトスキルを突き詰めつつ、他の技能はスキルチップで代用という感じに。
もうちょいSYM下げてPER辺りに振っても良かったんだけど、この辺は好みかなぁ。
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つーことで無事に全員のPCが作成完了。シナリオはRole&Role誌に掲載の、NPC護衛して帰ってこーいっていうやつ。前金がっついたり、装備買い込んだりしながら進行。
ちと驚いたのがガンドックから輸入されたTRS。ガンドックだと続けて挑戦するときのペナルティが-10%ずつなんだけど、MHEではやっぱり1/2なんですな、2回も3回も連続して進めることが難しいので結構リミットがすぐ迫ります。
んでラストは荒野でドンパチだったわけですが、1ラウンドで500mとか移動できる性能があるのに戦闘開始の接敵距離100m前後って;;
まあバウンサーがいた場合とかの射程考えれば妥当なのかもしれんけど、そんなシナリオは無いべさと小一時間。そんな事はあったもののPC側に重大な損害もなく勝利。敵ドロップ品がダイスでランダム決定なので一喜一憂しておりましたことよ。
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データが多いゲームなので、データ間の整合とかルールの兼ね合いが不明な箇所も多いですが、マンチキニズムを満足させるという点においてはかなりの出来かと思われます。倍・半分つう難易度修正も慣れてくると感覚がつかめてくるし、ちゃんとスキル上げたくなってくるもの。
あとは報酬がちと少なめ(1シナリオで上げれるスキルが10~20%、いい装備買うならそれも難しいか?)な気がするので、
ハウスルールで報酬多目にするなり、PCが望む装備を手に入れる事ができるor半額で買える、てなシナリオを用意したほうがいいかな、という感じでした。
とりあえず大味風味ですが大変面白かったですよと。また機会見つけて遊びたいやね。
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